足には全身の臓器や器官が反射されています。
どのように反射されているかは、世界各国で多少のずれがありますが、ほとんど同じです。
若石健康法では、ひざ下から足先までに64か所の反射区があるとされており、
反射区の位置は、人間が直立している状態での臓器や器官と同じ配列になっています。
また、左右の反射区を比較すると、数が違っていたり、対象になっていない部分もあります。
これは、身体を盾に左右半分に分けたと考えた時、原則として、左半身は左足に、右半身は右足に反射されているからです。
ただし、喉より上の部位に関しては、神経が交差するために左右逆に反射されます。
つまり、心臓や脾臓など左側にある臓器は左足、肝臓や胆のうなど右側にある臓器は右足のみに、
左目は右足、右目は左足、ということになります。
身体の内部にある臓器や器官は直接触れることはできませんが、反射区を刺激することで、
臓器や器官に直接触れてマッサージするのと同じ効果が期待されています。