お客様から、
「どのくらいの力加減(圧加減)でもむのがいいのですか?」
とよく質問を受けます。

足もみの流派は、世界中に200種類以上もあると言われており、
流派によって考え方、方法、圧加減も違ってきます。

足には臓器や器官と繋がって(反射)いる 場所(区)= ”反射区” があり、
若石健康法では64ヶ所あるとされています。

反射区は立方体のようになっており、奥まで届かせるためには、
ある程度の圧が必要となるため、しっかりした圧でもむのが、
若石健康法の基本的な考え方です。

とは言え、圧の感じ方には、個人差があり、
同じ圧でも痛い人もいれば、痛くない人もいらっしゃいます。

足もみは継続することが大切です。
強いのが苦手な方にとっては、強もみは苦痛、ストレスになってしまい、
続けたいけど耐えられない…となりやすいです。

まずは、足に触れていただき、継続できる圧加減でもんでいく、
ことから始めていただけたらと思います。
足が柔らかくなると、強もみでも大丈夫になってきます。

足もみは、”足をもんでお白湯を飲む” とシンプルなので、
初めての方にも始めていただきやすいですが、
足もみの勉強を深めると、足の状態を見て、
圧加減やもみ方を変えていきます。

強もみの方が効いてる気がする!とおっしゃる方でも、
足の状態では弱もみの方が、より適している場合もありますし、
足の部位によって、ここは強め、ここは弱め、
と、もみ分けをすることで、
その足にベストな足もみができます。

また、同じ圧加減でも、ゆっくり、じわーと、加圧するのと、
いきなりガツンと加圧するのでは、感じ方が変わります。

硬いところは、
①ゆっくり加圧
②しばらく加圧したままを持続
③ゆっくりと減圧する
という手順(安定持続圧)でもむことで、
痛みが緩和されますのでお試しください。