”足ツボマッサージ”、という言葉を、
お聞きになったり、街のサロンなどで見られたこと、あると思います。

足ツボと表現した方が、一般的にイメージしやすいこともあり、
便宜上、使うこともありますが、
若石健康法が扱っているのは、「足の反射区」で、
足もみと表現する方が多いです。

それでは、ツボと反射区はどう違うのか?

ツボは、人間の身体に14本あるとされる、
経絡というエネルギーの通り道の上の、
特に敏感な点、経穴のことです。
(経絡上にないツボ(奇穴)もあります。)

ツボを刺激し、経絡の流れを良くすることで、
病気を治癒させるというのが、鍼灸や指圧の考え方です。

足にもツボはありますが、足の内側、外側、甲側、
足首、ふくらはぎ、膝周りに多く存在し、
足裏には、湧泉と失眠(奇穴)の2つです。

ツボは点で、人によって場所も少し違う場合がありますので、
正確な位置に刺激を与えるのは難しいです。

反射区とは、臓器や器官と繋がって(反射)いる 場所(区)のことをいいます。
足以外には、手、耳、頭、目、舌にあるといわれています。

反射区は、面積と深さを持った立体で、
まんべんなく、全体的に刺激をすることで、
場所を間違えるということがないので、
初めての方でも、手軽にしていただけます。

また足は、内臓や背骨、脳など、重要な器官から離れていて、
人間の全体重を支えている丈夫なところになりますので、
安心して反射区へ刺激をすることができます。